確かこの日の私は飛行機の時間まで余裕があったはずなので、何か観光をしたはずなのだ。
はず、はずとオボロゲな記憶なのも仕方ない。なんせこれを書いている今は2008年7月!!
※後日、古いHDDから無事にデータ発掘。しかしこの日の写真はこれ以上何もなかった。そう言えば前日の夜にカメラのバッテリーが切れて、それ以降の写真はすべてMimakoちゃん任せだったのだな。いやぁ今更ながらお世話になりましたMimakoちゃん!
で、写真も記憶もない以上、トートツにこの旅行記は終わるのであった。
お疲れさま自分!
まさかこの旅行記が曲がりなりにも完結するとは思わなかったなぁ。
これを完結と言っていいかどうかは怪しいけど、諦めなければ何とかなるもんなんだなぁ。
あ、そうそう、この日何をしたかはよく覚えていないけれど、帰りの飛行機のことは覚えている。
たまたま座席が隣になった、日本語堪能な韓国人のオヤジに何でか知らんけどとっつかまって話し相手させられたんだった。
友達と一緒?と聞かれ、いえ一人ですと答えると、
「英語話せないのに一人旅で平気なの?」
「でも韓国は日本語通じるからいいよね」
確かにワタクシが乗った飛行機は行きと同じソウル経由の大韓航空。
だからってさ、なんで韓国旅行だと決めつける?!でもってなんで英語が話せないと決めつける?!(いや実際そんな話せないけどさ。)
すんごくムカついたから未だに覚えている。
ワタクシの記憶力は「怒り」によって一番発揮されるようだ。悲しいかな・・・・・。
そしてドッと疲れて帰国したワタクシは、成田でPinkyさんから呪われた内容のメールを受け取ることになる。
「私たちがブッチしたエリックボンバールのEX、ソフィーが司会で出たらしいよ。」
ななななんだってぇぇぇぇぇーーーー!!!
※えーと念のために注釈つけとくと、ソフィーちゃんとはフランスの元アイスダンサーで、ワタクシが1990年代、そりゃアホの子のように応援していた選手です。
いや、この展開はナイだろ!ありえんだろ!
ソフィーちゃんはほとんどスケート界とは縁を切っていたし、まさかその彼女が地元とはいえ、よく元選手を引っ張り出すエリックボンバールといえ、司会とはいえ、氷上に戻ってきたとは!!!
そして、見ようと思えば見れたのにワタシが!スケートファンの中では多分世界で一番ソフィーちゃんに会いたいと思っているこの私が、見ようと思えば見れたのにそれをブッチしてベルギーに行くとは!!!
うーむ、ありえん。
あまりにショックすぎて当時はあまり考えないようにしてたけど、今(しつこいようだが現在2008年)改めて考えてもやっぱりあり得ん。
2000年ニースといい、考えたくはないがどうも私とソフィーちゃんはめぐり合わせが悪いような気がしてならない。がーん。
しかし、ワタクシは非常に粘着質で諦めが悪い人間なので、ソフィーちゃんと再会する望みは今以て捨ててはいないのだ。
次に出会えるチャンスは絶対に逃さないことを心に誓い、この旅行記を終わりとする。
おっしまい。
朝から雨…。
ただでさえ寒いのに陰鬱な雨。まったくもって観光には不向きな日だけれど、今日しかブリュッセルの街を回れる日がないので仕方がない。
Pinkyさんを道案内に、まずはマネケン・ピス君(小便小僧)に会いに行く。
しかし、いつも感心させられるのがPinkyさんの「道記憶力」。彼女とて何年も前に来たきりだろうに、私とは比べ物にならないほど道をよく覚えている。いや私は人並外れて道が(道「も」…)覚えられないのだけれど、Pinkyさんの道記憶力は人並み以上だと思う。すげぇ。
基点となるのは、ブリュッセルの中心でありブリュッセル観光の中心でもあるグランプラス。
この近くに、なんか変な、寝そべった金色のおじいさんの像があるのだ。
これに人が群がっていてなんやらベタベタ触っているので、察するところ触った部分のケガが良くなるとか、長生きするとか、そういう「触るとご利益系」と思われる。
足元にいる犬と、真ん中の不気味な天使?の生首??も触られまくって磨耗していたので、とりあえずそれを触っておいた。
後で調べてみたら、昔ブリュッセルを敵の侵攻から守ったセルクラウスという人の像、らしい。で、やっぱり「触るとご利益系」らしいのだが、果たしてなんのご利益があるのかは……不明。ワタクシにご利益があったかどうかも不明(さっきから、ご利益と打とうとすると「ゴリ焼く」だの「ごり厄」だの出てきて、そっちのほうが気になって仕方がない。縁起でもない)。
で、お次。
お久しぶり~!マネケン・ピスのジュリアン君。相変わらず悲しくなるほど小さいな。いや大きくなってたらそっちのほうが驚きだけど!!
有名な話だけれど、この小便小僧は世界一衣装持ちの銅像。ブリュッセル市民博物館(王の家)でそのワードロープの一部が公開されている。
各国から贈られたマネケン・ピスサイズの民族衣装がズラリと並び、その服を贈られたときのエピソードから歴史がわかったりもして、とても面白い。正直、本物の小僧より、こっちのがよほど見ごたえあると思う!私が行った2000年は、沢山の小便小僧レプリカがそれぞれ衣装を着て並んでいるだけだったけれど、今はもっと展示に工夫されていて、実際に小便小僧の家に行ったような造りになっているらしい。見てみたい!
そしてこれはレプリカ…なのか?!そこら中にある小便小僧のパチモン。
盗まれないように、という気持ちはわかるが、この鎖の掛け方はないだろう……。
そしてそれ以上に、
一番手前のこれ、小便小僧じゃないだろ!
ひとりだけ立ち方が違うし、なんか等身もビミョーに違うし!草で妙に前を隠してるし!へ、へんなの~~!!!
で、早足観光ののち、またグランパレスに戻ってきましたよっと。
晴れてればねぇ…もっと素敵だったのにねぇ…。
グランパレスの中央にそびえる市庁舎。
この中にあの、マネケンピス君のワードロープが展示されているのですな。
雨を避けて、ギャレリアの中に入ってみた。
綺麗なお店が並ぶ中・・・ん?なんか真正面中央に、何かが飛んでいる・・・あれは…アレは…っ!!
お、お前もしやっ!
牛鶴鰻毛人溺泉で溺れたのかっ?!?!
って、ワカラン人にはワケワカランですねごめんなさい。
パンスト太郎の変身後の絵を探したんですが見つかりませんでした。
ベルギーといえばベルギーワッフル!観光客用のワッフル売りも花盛り。ディスプレイも可愛くてうまそ~なのだ。
クリスマス前だったので、どこのスイーツショップもクリスマス仕様のクッキーが売られていた。
これもかわいい……と思わず雰囲気に呑まれて言いそうになるけど、べつに可愛くはない。「じーさんモデルのクッキー」だもの!!
昼のブーシェ通り。
夜にはあれだけ華やかだったこの通りも、昼はわりとひっそり。
Pinkyさんご推薦のスーベニアショップ。
私が「ショットグラスが買いたい!」と騒いだところ、ここに連れてきてくれた。
さすがPinkyさん、ビンゴ!すごいショットグラスの数。
そしてこれもベルギー名物、ベルギービールの数もすごい!
私はビールは好きじゃないのだけれど、甘いチェリービールなら飲める。グラスと共に、ベルギービールも少しここで買っていくことに。
そしてベルギーといえばチョコレートですよ!
ゴディバの外観です。
お店の中はこんな感じ。
シーズンオフってこともあるのか?空いてました。
こちらはヴィダメール~♪
で、これがお店の中……って、
こんだけ撮っててチョコなんも買ってないわ私!!
写真だけ撮って満足してるww
まぁ日本でも買えるしね。
で、この後アムス経由で帰るPinkyさんと、パリに戻るMimako&私とは、ここでお別れ。
最後にワッフル食べてまったりと。
店の名前は忘れたけど・・・まぁヨーロッパによくありそうな、薄暗くてケーキのうまそうなカフェw
私はチョコバナナ、PinkyさんとMimakoちゃんはフルーツのワッフルをオーダー。
見た目もよろしく味もよろしい。しばし休憩。
街にはこんなポスターもあった。
Nobody Knows 「誰も知らない」
柳楽優弥くんがカンヌで最優秀主演男優賞をとった映画ですね。やはりフランス語圏、ベルギーでもやってるんだね~。
そして、Pinkyさんの慌しいヨーロッパ滞在はここでおしまい。気をつけて~~
そして私たちはまた!!あの来た駅、じゃない北駅へ帰るのだ。
Mimakoちゃん、バックに南京錠かけて!!!
そんなわけで、Pinkyさんと別れた我々(Mimako&Asha)はパリへ舞い戻ってきた。
値段と、北駅近くという場所だけで決めた安ホテル。
ボ、ボロッ!!!!!
もういい加減記憶も薄れきっているこの旅行だが、ホテルのボロさは覚えている。写真じゃ今ひとつボロさが伝わらないけれど、本当にボロかった。古いホテル特有の匂いがしたもん。
まぁパリにしちゃ安かったし、仕方ないんだけど。
私はどんな所でも寝られるからまぁいいものの……Mimakoちゃんゴメン!!
バックパッカーに毛の生えたような泊り客が多かったなぁ。
ま、そんなホテルにずっと居ても仕方ないので、街に出ることにした私たち。なのだけれど……。
どうやら、残っている写真を見るとモンマルトルのサクレ・クール寺院を見に行ったらしいのだね。
えーと
全く覚えていません!
かつてサクレ・クールを見たことがある、という記憶はあるのだけれど、それはこの時よりもっと前の旅行。
ほんと、年々記憶って衰えていくのね~、恐ろしい。
そしてパリへ来たなら定番、シャンゼリゼ通りにも行った。この辺は覚えてるぞ。写真は撮ってないけどモノプリ(シャンゼリゼ通り、のみならずあちこちにあるわりと高級めのスーパー)に行ったことも覚えている。
【写真左】シャンゼリゼ通り。天気悪いからイマイチな写真だね。
【写真右】振り向けば凱旋門。
と、ここまではシャンゼリゼ通りに来ればいつでも撮れそうな写真ですが。
↓これはちょっと面白いでしょ?
数あるおフランスブランドの中でも、メジャー度で言えばおそらく随一、LOUIS VUITTONのシャンゼリゼ通り本店。
私たちが行ったときは改装中だった。
が、そこは腐ってもヴィトンと言うべきか、改装中のカバーがモノグラムとマルチカラーの巨大トランク仕様!!
さすがおフランス。さすがヴィトン。
日本と違い、法律上同じような色の多いシャンゼリゼ通りで、改装中だからこそ打ち上げられたこのトランク型アドバルーン。
こういうとこ、サスガだなぁと素直に思う。
そして暗くなってきたところで、夜のエッフェル塔が美しく見えるというビュースポットへ。
この写真はMimako嬢撮影。綺麗に撮れてますね~。
エッフェル塔が中央じゃないところが素敵。絵葉書みたいだ。
着いたのが遅かったので、あっという間に夜。
レストランは迷った挙句、ガイドブックに載っていた、ホテルから歩いていけるフレンチへ(書きながら少しずつ記憶が蘇ってきた)。
chez michel。ミッシェルさんの家。分かりやすいですね。
外観写真に店名が写ってるお陰で思い出せてよかった・・・。
ジビエが有名な地元のフレンチ、らしい。
地図を頼りに行って見ると、1Fは予約客と思われる人たちでほぼ満席。
予約してない、と言うと、地下に通された。
灯り取りの小さな窓があるだけの、ワインカーヴのような薄暗い地下室。
のような、っつーか、ワインカーヴですねここ。
でもまぁ、地下室に押し込められた感はなかったです。
まぁ雰囲気があると言えなくもないような。
私たち以外の客は外人老夫婦と、日本人3人組(うち1人はガイドかな?)でした。
我ながらよくこんな細かいこと覚えてるな私。
さて、わたくしたちがオーダーしたもの。
??なんだこれ。
スープといえばスープだが、フレンチらしく味がやたら濃厚で、むやみにパンとワインが進んだのは覚えてる。
えーと、左がMimakoちゃん、右がワタクシが頼んだものですな、確か。
どっちも(ついでに上のスープも)似たり寄ったりの色なのでワケワカランですな。
確かMimakoちゃんのにはパンみたいのが入っていた。そして多すぎて持て余していた……。
それでもデザートは食べるよ!だって女の子だもん!!
パリブルストとかいう、一見ちょっとリッチなシュークリーム。
しかしさすがフレンチ……このクリーム、リッチすぎるぜ。甘くてこってり。
いや、どれも味は美味しかったのだと思うよ。
お酒飲まない人には味が濃すぎてもたれると思うけど、酒に合うと思えば、私はこれはこれで。
しかし、毎日これは無理。太りそうだし身体に悪そうだし、何より飽きる。
日本人でよかったよ~ん。
おなか一杯の我ら、ボロホテルに戻っておやすみなさーい。
パリ3日め。
この日は朝食もソコソコにベルギーへと向かわねばならぬ。
Mimakoちゃんと、昨日無事に合流したPinkyさんと3人でタクシーを飛ばし(飛ばしたのは運ちゃんだが、)、北駅へ向かう。
そう、北駅…。
←北駅構内。
写真暗めでゴメンナサイ。
写真だとごくフツーのヨーロッパの駅であることよ。治安が悪い感じ、しないやぁね…思い込みって恐ろしいデスネ。
タリスに揺られ、昼前にはブリュッセルに到着。
パリでは見かけなかったジプシーがここにはいた。このときは何をされたわけでもなかったけど。
ヨーロッパ中あちこちにあるイビスホテルは、私たち中級貧乏旅行者の友なのだ。
ホテルにチェックイン後、荷物を解くのももどかしく、すぐにアントワープへ出発。
私たちのお目当てであるスケートショー「Holiday on Ice」はブリュッセルから電車で1時間ほど離れたアントワープで行われるのだ。
この日は朝から電車に乗りっぱなし。
とうちゃーく!これがアントワープ中央駅。非常に繊細で美しい造り。
ショーが始まるまでは少し時間があるので、観光をすることに。
ワタクシはベルギー観光は2回目。Pinkyさんは3回目かな?
よって、初ベルギーのMimakoちゃんに、どこか行きたいところはあるか?とリクエストを聞く。曰く
「フランダースの犬の舞台になった、ルーベンスの絵がある大聖堂に行きたい!だって日本人だもん!!」
そうだ!日本人なら行かなくちゃ!
というわけで、ルーベンスの絵の前で「ネロとパトラッシュごっこ」をするため、「ルーベンスの絵の大聖堂」ことノートルダム大聖堂を見に行くことに。
ついでに、暇だったので配役も決めた。Mimakoちゃんがネロで私がパトラッシュ。Pinkyさんは周りを飛ぶ天使。特にイミはない。
それにしても、ノートルダム大聖堂ってあちこちにあるのだね。日本の氷川神社みたいなもんか?(←多分違う)
中央駅からはトラムで移動。やや分かりづらい。おまけに人通りと言えば浮浪者のみというガラーンとした地下道。コワイったら!
なんとか地下道をくぐり抜け、駅員のおっちゃんに切符の買い方を教わり、大聖堂近くとおぼしき駅に到着。
地下トラムを降りると、こんなところに出た。
このアリガチな銅像は多分、アントワープ建国(?)の父であろう‥と近づいてよく見ると、そこには
「るーべんす」
と書いてあった。ひゃー!エラソー!!
そして、その後ろにアントワープ版ノートルダム寺院を臨む。
「あそこよ!行くわよ!」
ややネロが乗り移りかけたPinkyさん(天使の役なのに……)に連れられて、いざノートルダム寺院へ!
左がノートルダム内部の全体像。そして右が、ネロ少年が一目見て心奪われたマリア様の絵。
そして、
こちらが、ネロがいつも見たいとあこがれ続けていた、布に覆われていたキリスト画。ネロ少年はここでパトラッシュと共に最期を迎えたのだな…。
ま、普通に考えてマリア様の絵のほうが美しいんじゃないかな?とは思いますが。
布で覆われていたからこそ、見たい!と渇望していただけで、最初から両方見ていたら、ネロ少年もここまでキリストの絵にはこだわらなかったんじゃないかと思いますが。
まあ、「フランダースの犬」って、そもそもそういう人間心理について考える話ではないのは分かっていますが。
閑話休題。
パリのノートルダムに負けない規模なのに、こちらは静か。心静かに祈るには、こちらのほうが良いかもしれないなぁ。
ルーベンスの絵はド迫力で肉感的すぎるので、見すぎるとちょっとクドく感じるけれど……まあ、分かりやすいといえば分かりやすい。
アントワープの町、ほかにも回るべきところはあるのだけれど、今回はそんなに時間がない。
日本人の鑑、Mimakoちゃん(ネロ役なのに……)が
「今回はノートルダム寺院が見れれば、それでよい!」
と声高らかに断言するので、そろそろスケートショー会場に向かうことにした。
会場行きのトラムはスシ詰め状態であった。
さてさて。
実はここから続きを書くのは至難の業なのである。
何しろシラっとこれを書いている今、日付は2007年8月17日!この旅行から3年近く経っているのだ。記憶なんて朧でもあればまだ良いほう。果たしてこの旅行記は完成するのか。そして完成する意味はあるのか。
自分自身に疑問を投げかけつつ、続き。
激混みのトラムに揺られ、人波の流れに乗り、スケート会場に着いた私たち。
今回のヨーロッパ版Stars on ice会場。
さーむーいーよーー!!!
なんだこの会場!なんでこんなに寒いの?!中に入っても外にいるのと変わらないくらい寒い…。
リンクのある会場内だけではなく、ロビーも寒いので逃げ場ナシ!まいったねこりゃ。
私たちの席はリンクのはじっこ、列は真ん中くらい。
まぁ見られるだけで幸せなので、贅沢は言わない。
が!
ショーの半分が終わるころ、なんかイヤーな予感がした私たち。
あのーあのー。ヴィット様がお出ましにならないんですけど!!!
後半のお楽しみに出し惜しみしてるのかな?!とも思ったけれど、それにしてもチラっとも姿を現さないのはヘンでしょ~~?!
どうやら、「ヴィット様はケガのために今夜はご欠席でーす」というアナウンスが冒頭であったらしいのだが、フラマン語?オランダ語?とにかく日本語じゃない(英語でもない)言葉だもん、わかんないよっ!!!
あぁぁぁ、いったい何のためにラリックEXぶっちしてベルギーまで来たのかね私たち。
(そして、その思いは帰国後にあるニュースを聞き、倍増するのであった。が、それはまた別の話。)
まぁそれでも、ショーそのものはけっこう楽しめるものであった、と思う。
日本では見られないステキ笑顔でご機嫌のホンダ王、「Micky!」でハツラツと滑るアンミキこと安藤美姫ちゃん、あらあなたここにいたの!のシュテファン坊ちゃま……
これを書いている2007年から振り返ると、今昔の感ヒシヒシですわね……。ホンダ王がトリノに出られないなんて、そしてアンミキが世界チャンピオンにまでなるなんて、このときは想像出来なかったなぁ。
あ、そしてそして、このショーで忘れちゃいけない
ケビン・ヴァンデルペーレン!!
ヨーロッパではけっこう人気があるものの、いつも地味ーな印象の彼。まぁ私たち的に演技がツボじゃないってのもあるのだろうけれど。
そんな彼も地元ベルギーではスタァよスタァ!誰よりも大きな拍手で迎えられ、ご本人もご満悦で仕切っていた。こんな彼、ベルギーに来なきゃ見られなかったよ!!いやそのためにわざわざベルギーに来る価値があるか?と聞かれると…沈黙…。
それにしてもさ・む・い!休憩時間、無意味に辺りを歩き回るくらい寒かった。いくらスケートとはいえこんな寒い会場初めて。ヴィット様が見られなかった無念も手伝い、凍えきって会場を後にした我ら。早々にアントワープを後にし、ブリュッセルまで戻ってきた。
幸い、ショーの時間が早かったので夜は比較的余裕がある。そしてここは美食の街ブリュッセル!食べるぜムール貝!(←安直

)食通のメッカ、ブーシェ通り(Rue des Bouchers)。
夜のブーシェ通りはひときわ華やか。これ見よがしに店外にどどーん!と出された色とりどりの魚介類、きれいにセッティングされたテーブル、そして呼び込みのおにぃさんたち。
しかし、観光地としても有名なブーシェ通りはボッタクリレストランも多いと聞いていたので、やや用心深くなる私たち。色鮮やかなレストラン群は見るだけの楽しみにしておいて、選んだのは新鮮味もないけどハズレもあり得ないChez Léon。ヨーロッパ中に支店がある有名店だけど、本店はここ、ブリュッセルらしい。知らずに4年前に来たときも入ったなぁ。多分パリの店も入ったことがある、と思う。
【左】ベルギーと言えばチェリービールが有名だけど、こちらはPinkyさんオーダーのフランボワーズのビール。そしてワタクシは空気を読まずにワインをオーダー。
【右】バケツいっぱいのムール貝白ワイン蒸し。うーん最高ですわ!
ワイン蒸しのほかにも、魚介のスープやら何やらオーダー。そして、全てムール貝じゃナンなので、一緒に頼んだコレ…もう何だったか覚えてない。多分牛肉。(←ひでぇ!)
これでテーブルは一杯!色々種類を頼めるのも、友達との旅行の醍醐味ですなぁ(前に来たときは一人だったので、バケツムール貝だけでお腹いっぱいになった)。
しかし、何を頼んでも付け合せにイモが出てくる。これがヨーロピアンスタンダート、なのか?!美食の都ブリュッセルでも、貧食の都○○○○(あえて伏字)であっても、これは同じ。いわゆる西欧ではフレンチフライが多い。イモ好きだからいいんだけどさぁ、これじゃ太るよね。
そして、明日はもうPinkyさん帰国の日。Pinkyさん欧州滞在僅か2泊!ゴクロウ様です……。
そう天気は悪くなかったのだけれど、それでも街全体がぼんやりとして見える。
それでも、パリはパリ。
ポンヌフからセーヌ川を臨む。これだけで気分が出てくるから、オレってほんと単純。
さてさて、この日は7:30に起床。
さっさと朝メシ食って観光するのだ!
全般的にパリのホテルビュッフェは質素だよなあ。
よほど豪華なホテルに泊まればまた違うのかもしれないけれど……(そんな機会めったにないもん)。
ここで、スケーターやら関係者やらをけっこう見かけた。あぁ試合を見に来てるんだなぁという雰囲気ビシビシ。
さて、今日は午前中は観光!観光!意外にもパリは初めてというMimakoちゃんと、実に7年ぶりというワタクシ。
「地球の歩き方」を片手に、おのぼりさん全開でれっつらごーっ!
とりあえずノートルダム寺院は見たい!とMimakoちゃんからリクエストがあったので、この日はパリ中心、シテ島に行くことに。
ノートルダムより開館の早いサントシャペルを、まず見に行くことにする。
サントシャペル外観。
このサントシャペル、一見ヨーロッパのどこにでもありそうな古い教会に過ぎないのだけれど…
ここが隣のノートルダム寺院にも引けを取らないほど観光客を集めるのにはちゃんと理由がある。
一階はごく普通の礼拝堂。
細い細い階段を回りながら上っていくと、二階には…
私のヘボい写真では雰囲気が伝わらないのが本当に悔しい。 せめてクリックで拡大してください。
ここ2階は、全てがステンドグラスで作られた、光の殿堂なのだ。
細い柱のみで支えられた壁は、15枚の大きなステンドグラスで全て覆い尽くされている。しかも、1枚1枚枠の形が違う。ものすごい緻密な芸術。
まるで万華鏡の中にいるみたいだった。
当時の一大コンツェルンとも言うべきカトリックの威力、恐るべし。
こんなところで勧誘とかされたら、影響されやすい私みたいな人をフラフラ入信させるなんて、赤子の手をひねるより簡単だろうに、ここは王家や貴族しか入れないプライベートスペースだったらしい。ケチッ!
このステンドグラスは、窓ひとつひとつが聖書を題材にした宗教画になっている。その数、実に1134場面。旧約聖書のアダムとイブから始まって、キリストの受難の場面、そして黙示録のキリストが描かれている。
説明ボード(ちゃんと日本語版もアリ)と見比べながら見ていたのだが……うーん、アダムとイブのところ以外はよくわからなかった。
降りる前に、これが見納めと振り返ったら、ちょうどステンドグラスの一角に日の光が差し込んでいた。
晴れた夏の日だったら‥想像を絶する美しさに違いない。
ちなみにワタクシ、このサントシャペルに来たのは2度目だが、2階まで上ったのは初めてだ。
だって1階だけならタダなのに、2階行くためには拝観料取られるんだもん。
だがしかし!!ここまできて5ユーロかそこらの拝観料ケチって2階を見ないのは愚の骨頂ですぞ!!
つまりオレ=愚の骨頂。
2階あってこそのサントシャペルです。今更言うまでもないが…。
こころゆくまで堪能したあと、ワタクシ達はMimakoちゃんの本命、ノートルダム寺院へと向かう。
まだ早い時間だというのに、もう人がいっぱい!!修学旅行生とおぼしき若者集団もたっくさん。
そしてハトもたっくさん!!
ハトのえさを手に、嬉しそうにハトにたかられてる人のマネは、とても私には出来ん。
入り口から見たノートルダム内部。
三脚なしのノーフラッシュで撮ったらこんなにブレブレ。とほー。
さて、ノートルダムと言えば有名なのが、丸い大きなバラ窓。
パリに来たら必ず見ている気もするバラ窓。
そのたびに感心してしまうバラ窓。
この日のバラ窓も美しく咲き誇っていました。
なのになぜかバラ窓の写真を撮っていなかった私。
なんでだろう…
さて、サクっとふたつの教会を観光した後は、ワタクシの趣味にMimakoちゃんをつき合わせる。
そう、
おっかいもの♪
と言ってもブランドもののタグイではない。
私が買いたいのはチーズとバター!そしてパン!
7年前に来たときにあまりのおいしさに感動した、いわゆる「ご近所でも評判の町のお店」に、今回もどうしても行きたかったのだ。
パンもチーズも本当にウマかった。
バターにいたっては、食べ残しを日本に持ち帰ったら、それを食べた母が感激のあまり似た味を日本で探しまくり、しかしとうとう見つからなかったというほどの逸品だ!(←この説明、よくわかんない……)
今度はちゃんとお土産の分も買うぞ!久しぶりにエセパリかぶれの血が騒ぐ!!
今日の目的は7区にあるチーズ屋「マリーアンヌ カンタン」MARIE-ANNE CANTIN。
そして、そこからすぐ近くにあるパン屋「プージョラン」POUJAURAN。
7年前、雑誌FIGAROに載っていた、いささか怪しい地図を頼りに行ってみたのがこの2つの店だった。
本当に!本当にウマイのだ!!
特にマリーアンヌカンタンのバターは絶品。
当時は店主のマリーアンヌさんがこじんまりとやっているお店で英語もロクに通じなかったが、一生懸命説明してくれて嬉しかったのを覚えている。
今やどちらも「地球の歩き方」にも載っている有名な店。さて味のほうはどうかな?
まず、向かうはチーズ屋、マリーアンヌカンタン。
またここのバターが味わえると思うだけで顔も緩む。
ニマニマ笑いながら(←ブキミだ‥)店の前まで行ってびっくり。
なんかすごいキレイになってる…そして店員もいっぱい、客もいっぱい!
なんとなく違和感を覚えながら店の中に入ってみる。
すると、
店員さん、英語が通じる!
トラベル用に真空パックまでしてくれる!!
のみならず日本語パンフレットまでおいてある!!
そしてそして極めつけ、
今や新宿の伊勢丹にも支店が入っているらしい!!
(そのほか、広島などにも支店があるとのこと。)
ひええぇぇーーー!!いつからですか?いつから日本でも買えるようになったんですか?知らなかったオレがアホですかぁーー?!?!
地元でしか買えない極上の味、だったのが、いつの間にか日本でも買える有名なお店になった。
これを「寂しい」と感じてしまうのは私のワガママな感傷に過ぎない。
口コミで評判を呼び、やがて世界規模になっていったお店は他にも沢山あるだろうし、おいしいものは少しの人だけで味わうより、みんなが食べれるほうがいいに決まっている。
それはわかっているんだけど‥なんだろうこの寂しさは。
ちょっぴりショックを受けながら、それでもチーズをしこたま買い込む。
スーパーとかで買うのに比べれば高いのだけれど、日本で買うことを考えれば驚きの安さ。でっかいブリーチーズの塊が6ユーロ(約830円)と聞いたときは嬉しかったなぁ。日本で買えば多分2000円くらい。
それと忘れちゃいけないバターも、自分用と母へのお土産用にしっかり買う。
ここだけで37ユーロの出費なり。たかだか牛の乳の加工品に5000円以上も‥アホですね。でもいいの。これが私のプライオリティ。
ここぞ!という時に使わずして、何のための日ごろの節約じゃ!
こんな立派なものを作るお店になりました‥。右上が噂のバター!
肝心の味は、昔と違わぬ美味しさだった。う、うれしい‥。
この濃厚バター!これが食べたかったの!!
日本で同じ味を探しまくった前述の母の研究によると、
「同じ味はない!でも、カルピスの特選バター
との結果発表であった。
私も(母が買ったものを)試食したが、確かにこちらも濃厚ですごくウマイ。ちょっと高いけどね。
カンタンのチーズは日本でも買えるようになったけど、バターはまだ買えないのかな?伊勢丹を検索した限りでは見つからなかった。どちらにしても伊勢丹だと値段がパリ本店の2.5~3倍はするらしいので、決してオススメはしないし私も多分買わない…。
さて、チーズの塊を抱えたワタクシ、次に向かうはすぐ近くにある、こちらも大人気店のパン屋、プージョラン!
今も昔も変わらぬ行列が店の目印、と言ってもいいくらい、今日も長蛇の列。
そのしっぽにちょこん、と並び、順番を待つ。
待ってる間も、いい匂いや美味しそうなディスプレイが胃袋を刺激する。がーっ!タマラン!!
買いすぎです!!
そこそこ日持ちのするチーズと違い、パンはすぐに食べられる量だけでよかったのに…。
雰囲気にアテられやすいワタクシ、プージョラン・マジックに完全にやられたらしい。
結局、いなかパン(右)とアーモンド入りパン(中央)は最終日まで残ってしまった。
しかし、不思議なほど味は落ちていなかった。サスガじゃ!
左のラタトゥイユは帰る途中の市場で買ったもの。
こちらはカヌレ。
特に好きというわけでもないカヌレだけど、ここのは別格。焼きたてがベスト。
後で合流したPinkyさんにもお土産でひとつお渡ししたところ、彼女もカヌレはそんなに好きじゃないけど、ここのはおいしい!とご満足であった。よかったよかった。
そうこうしているうちに、もうホテルに戻って試合観戦の準備をしなければならぬ時間に。
大急ぎでメトロに乗ってベルシーへ戻る。
~ここから先はスケートの話題。わからない人は読み飛ばしてください。~
今日の種目は男子フリー、フリーダンス、女子フリー、ペアフリー。
この試合の途中から合流する予定になっている、ワタクシとMimakoちゃんのお友達Pinkyさん。
私たちのご贔屓、男子のジョニー・ウィアーの演技に間に合うかどうか、微妙なところ。Mimakoちゃんと2人、手を合わせて祈るものの‥残念!!ジョニーちゃんには間に合いませんでした。
でもこのときより、日本であったNHK杯のほうがいい演技だったから、まあいいよねPinkyさん!
※男子フリー※
試合はSPまでで3位だったブライアン・ジュベールがフリーで点を上げ、2位に浮上。ジョニーちゃんはSPの貯金でカツガツ優勝。
SPで良かった日本の高橋大輔君は‥どうしたの?!というくらい、ジャンプが全て決まらなかった。途中で見ているのがつらくなったよ。
彼はすごく魅力的な演技をする、いい選手だと思うのだが‥。海外でも人気があるコなのだ。
ワタクシの個人的なご贔屓、エマことエマニュエル・サンデュー君はあまり良い出来ではなかったのだが、周りの不出来に助けられて3位。
メダル争いに絡むこと必至だったランビエル(スイス)やゲーブル(USA)の欠場もあり、今ひとつ消化不良な試合ではあった。ザンネン。
*フリーダンス*
ダンスの途中、やっとPinkyさん到着!待ってたわー!!
ダンスの試合はこれまた低調。NHK杯よりは良かった世界チャンピオンのナフカ&コストマロフが順当に優勝したものの‥。
個人的には昨日のオリジナルダンスに引き続き、ドロベル&ショーエンフェルダーが一番良かった。彼らは3位。
*女子フリー*
女子はユリア・セベスチェーン(ハンガリー)が追い上げてSPの遅れを挽回し、2位。このコはジャンプ高いから決まると迫力があるし、このフリーは出来も良くてよかった。
しかし、もっと良かったのはカナダのロシェット。国際的にはそれほど知られていない選手なのだが、いきなり優勝。今シーズンのカナダ女子は、なにか凄い。
若手注目株のコストナー、SPはちょっと伸び悩んでいるかな?という印象だったのだが、フリーはかわいらしく、伸びやかな大器という感じでよかった。怪我をしているんだっけ?このあと怪我しちゃったんだっけ?
*ペア*
このへんになるともう、旅の疲れがドッと押し寄せてきて……眠気が……
ペアはレベルが高かったらしいが、眠ってしまってノーミス演技をことごとく見逃していた気がする。もったいないなぁ。
中国のパントンがノーミスだった、と後でPさんに教えられたが、ワタクシ、演技どころか衣装も覚えていない(Mimakoちゃんも)。
なんで着いたばかりのPinkyさんが一番元気なのだ?
私たちの泊まっているホテルの隣が選手用ホテルなので、ロビーで出待ちをして選手ウォッチング。ごめんミーハーなのうちら……。
なかなか面白い夜でした。
こーんなジョニーちゃんも見れたりしてね。
※注 男の子です。
試合は明日もあるのだけれど、私たちはベルギーのスケートショーを見に行くため、パリの試合はキャンセル。
これは最初から決めていたことではあったのだが、
この選択が後日私を後悔のドツボに突き落とすことになろうとは、誰が予想しただろうか。
ははは……まあ、こんな時もあるよね……。
ともあれ、無事にPinkyさんの到着を喜びつつ、この日は疲れきって就寝。
昨日の興奮も冷めやらぬまま、この日はパリへと移動。
ICEを乗り継いでケルンまで行き、そこからタリスでパリに行く、という旅程。
この日は早い電車に乗らないとパリで見る予定の試合に間に合わないので、まだ真っ暗なうちに起床‥。全力を振り絞って起きた時点でもうヘトヘト。(←根性ナシ)
当然モーニングをやっている時間ではないので、ホテルの朝食は食べられず。惜しかったなぁ‥と言うほど立派な朝食でもなかったのだけれど、やっぱり食べれるものは食べたかった。貧乏性なの。
駅でバケットサンドとコーヒーをそそくさと買い、ICEに乗り込む。
最初の目的駅はフランクフルト空港駅。そのまま乗っていってもケルンには着くらしいのだが、時間短縮のためにそこで急行に乗り換えるのだ。ホント、時間との戦いですよ、この日は。
さて、ICEに乗り込んだはいいが、これが本当に私たちの乗るべき電車なのか、今ひとつ確信が持てない。
そんな時は人に聞け!とばかり、「何もわからない旅行者でーす」という顔をして(いや実際そうなんだけど)、隣のボックス席にいた爽やかそうなおにーさんに聞いてみる。
そしたらこのおにーさん、
「どこまで行くの?ケルンでタリスに乗る?途中までボクと一緒だから、ついてきなさい。」(にこっ)
わーっ!見た目が爽やかなだけじゃなくて、めっちゃ親切っ!
降りる駅近くになったら、ちゃーんと「降りるよ!」と目で合図してくれたおにーさん。この人を逃してなるものか!と私たちはカルガモのようにヒョコヒョコと後をついていく私たち。
アーヘン出身で、今年大学を卒業したばかりだという(←道中、ヒマに任せて聞き出した)この爽やかおにーさん、乗り換えた電車で私たちの荷物を全て荷台に上げてくれた、のみならず、私たちが隣同士に座れるように先客に交渉してくれたり(そこまでしてくれなくても( ^ x ^;)、その人が荷物を移動させるのまで手伝ってあげたり、と、ほんっとーによく気のつく良い人だった。
実のところ私たちは、この電車がフランクフルト空港駅に着くことさえわかれば後は自力でなんとかなったと思うのだけれども、この人があまりにも親切に私たちの行く先を調べ、心配してくれるもんだから、
「いや、もういいから。自分で出来るから。」
と言えなかった( ^ x ^ )ゞ
駅で別れるときも、
「ボクは別の電車に乗るけど、わからなかったらちゃんと人に聞くんだよ。」
などと言われ‥もうほとんど”はじめてのお使い”状態。
そんなに頼りなく見えたかな。まあいいや。
「はーい」と良い子の返事をした私たち。爽やかおにーさんとはここでお別れ。
そう言えば名前も聞かなかったあの時のおにーさん、ホントにありがとうね。今度から、日本で困っている外国人を見かけたら、もっと親切にするよ!
しかし寒いあるよ……。
日本を出たとき、東京はまだポカポカと暖かかったのだが、ここドイツはもうキッパリ「冬」。真冬用コート+手袋で挑んだ私だが、それでも寒い。
タリスを待っている間、つらかった。
タリスにこれに乗るのは初めてでちょっと期待していたのだが、前評判ほど綺麗でも立派でもなかったような…正直、新幹線のほうが綺麗で広い。
しかも私たちが乗った車両は、修学旅行か?というドイツ人中学生の団体が乗り込んでいて、もうウルセーのなんのって……。
ここは動物園かっ!!という感じ。何を言っているのか全くわからなかったのがせめてもの救い。
そんなタリスの内部。
後ろから撮ったので全然雰囲気伝わりませんね‥。
そして14時過ぎに、やっとパリ北駅に到着。
さて。
これは良くないことなのだが、私は旅行に行く国のどこが治安が悪くてどこが安全か、といったことを、事前にあまり調べないタイプだ。
が、Mimakoちゃんは私と真逆。キッチリ調べるし、用心深い子なので治安が悪いところには近寄らない。
で、今回そんなMimakoちゃんから、
「北駅はコワイから。治安悪いから。」
と、出発前に散々吹き込まれた。
その知識を踏まえ、着いた北駅に降り立ってみると……
わーん!!北駅コワイよーーっっっ!!
考えてみればワタクシ、パリの北駅に降り立つのも、ここからRER(フランスの地下鉄のひとつ)に乗るのも初めてだったのだ。
北駅はパリ中心部と比べても明らかに黒人やアラブ系が多く、偏見を持っているつもりはないのだがそれだけで威圧感が違う。
そんな人たちに囲まれながら、私とMimakoちゃんは、
「ガイドブックには『北駅は集団での強引なかっぱらいが多い』って書いてあったよ。スリと違って目をつけられたら避けようがないから、北駅には近づかないほうがいいって。」
「あー、そういえば『空港から北駅に向かうRERは治安が悪いからフランス人もめったに乗らない』とも書いてあった!!」
と、2人して知っている限りの「治安悪いよ情報」を並べ立て、お互いの恐怖心を増幅させあうというワケのわからんことをやってしまった。
なんだかちょっとハイになってたと思う、この時の私たち。お陰で頭の中はそんな知識ばっかりでパンパン。
どんな時にもスーツケースはどちらかがギュっと握り締め、バッグの口もかたときも離さず。
ヒー、私、一人旅のときも、パリよりずっと治安悪い国に行ったときでさえもこんな用心したことないよ。さすが、用心深い友達と一緒だと私も用心深くなるなぁ、と我が相棒を見ると…
私なんぞまだまだヌルかった!Mimakoちゃん、バッグの口に南京錠かけてます!!
その甲斐あってか?!スリの被害にも遭わず、無事にホテルへ到着。
ていうか、あんなふうに
「目が合った奴は全員敵!!」
と言わんばかりのオーラ出しまくってたら、誰も嫌がって近づかないと思うわ‥。
ホテルチェックインを終えた私たち。
次に目指すはスケート試合会場、パレスオムニスポール!!(て言っても、ホテルのすぐ隣にあるんだけどね‥)
パリ・ベルシー近くのメリディアンホテル。
写真だとソコソコだが、実は壁が薄い。そして狭い。ベッドだけで部屋いっぱい‥。
さて、ホテルで一息ついた私たち、すぐ隣にある試合会場へ。
わー、客席に知った顔がいっぱいいる…。
スケートファン界(?)というのは狭い世界だし、行く試合も限られているし、パリはことさら日本から行きやすい。とはいうものの、こんなに知り合いが来てるとは思わなかった。
試合は全体的に低調。 男子シングルなぞ、私たちのお気に入りジョニー・ウィアー君と、日本のホープ高橋大輔君がいい演技をした以外は壊滅状態だった。
女子シングルには村主章絵ちゃんも出ていたのだが、調子はいまひとつ。みんな、もうちょっと頑張ってくれよう!!
ま、詳しい内容は割愛するとして、ここで会場内で会った選手の写真をご紹介。
まずはペアの選手、フランスのジェローム・ブランシャールくーん!
これがまた、青ざめるほどの美青年。
4年前に初めて彼を見たとき、そのあまりの美しさにたまげた。
少女漫画に出てくる美少年より美しい人間って、この世にいるんだなぁ。
本当はこのパリの試合にも出場するはずだったのだが、パートナーが怪我で引退してしまい、ペア解消→やむなく試合も棄権。
今は新しいパートナーを探しているとのことだった。
初めて会ったあの頃よりは多少大人っぽくなったとは言うものの、美青年ぶりは変わらず。
そして写真を撮らせてもらうと、彼は撮った写真をすぐに見たがる。やはりナルシストなのだろうか‥あれだけ美しいのなら、それもむべなるかな。
上に載せた写真は、
「あんまり(映りが)よくないね‥」
と、彼自身はご不満だったらしい。
どう見ても充分美しいと思うのだが‥なにが不満なのだろう??
そして彼は美しいだけではなくニコニコと愛想が良い子なので、ついこちらのテンションも上がってしまう。思わずキャッキャとはしゃぎながら一緒に写真を撮った私たち。見苦しいな‥。そして出来上がった写真を見て、私は思った。
もう2度と、ヨン様に群がるオバ様方のことをとやかく言えない。
ジェローム君を取り囲む私たち(計4名)、「きゃっきゃっ♪」というハシャギっぷりが聞こえてきそうな笑顔で映っていた。
この写真もネタとして公開した気持ちはヤマヤマなのだが、「即席とりまき」さん達の了承を得ていないので公開断念。
代わりに、といってはナンだが、これならきっとジェローム君的にも大満足!別のときに友人が撮った、アイドルのポラ写顔負けのこちらの写真もご紹介しておこう。
華と美青年。
うーん、フランス人にしか出来ないよな、こんなポーズ。(←偏見120%)
同じくペア選手、ロシアのマキシム・マリニンくーん!
彼もこの試合には出場していないのだが、コーチのお供としてなぜか来ていた。
このマキシム君は押しも押されぬ現世界チャンピオン様!なのだが‥先ほどのジェローム君に比べると、
雰囲気暗いんだよーー!!!
ただでさえつたない英語を、ボソボソと話すもんで本当に聞き取りづらい。
トツトツと話してくれるさまに、妙な可愛げはあるのだが。
今回は来なかった私の友人が彼のファンなので、
「○○のために写真を撮らせて!」
とお願いしたら、
「おーけー‥。○○によろしく伝えてね‥。」
と、相変わらず明るさはないもののニッコリ笑った彼。うん、ちょっと可愛い‥かもしれない。
この日、試合が終わったのは10時近く。
長旅で疲れていた私たちは夕飯もそこそこにすぐ就寝。
せっかくのパリ、明日は少しは観光するぞ!
僕のホテルを紹介します。
泊まったホテルをご紹介。
ニュルンベルク駅から近い!というだけで決めたインターシティホテル。昼間に写真を撮り忘れたため、早朝に撮った真っ暗写真…ワケわからんなこれじゃ。
ホテルの朝食。
写真だとなんかショボいが、値段のわりにはまぁまぁ良かったんですよ。
実はこれ、食べてる途中で「あ!写真撮ってない!」と気付き、慌てて撮ったもの。実際はもっと食べてますワタクシ。
ワタクシが泊まった部屋。ツインをシングルユース。
次の日に旅の友その1、Mimakoちゃんが合流したので、続けて同じ部屋を使用しました。
バスはないけど、シャワー&トイレ付。部屋もシャワールームも清潔。
こういうのは、アメリカンスタイルのホテルのいいところ。「味」はナイけどね……。
そして、これは私が泊まったホテルではないんだが、近くにあったメリディアンホテル。
面白いクリスマスディスプレイだったので、つい撮ってしまった。
慌てんぼうのサンタクロース……というより、泥棒サンタ??
さて。
やっぱり夜便じゃないと時差ぼけ出ますね……(ワタクシ普段はエールフランスの夜便愛用者)。
明け方4時ごろ目を覚まし、その後うつらうつらしながら7時起床。
今日は9時半にMimakoちゃんとホテルロビーで待ち合わせ。彼女はミュンヘンからICでこちらに向かう予定なのだ。
彼女がたどり着くまでヒマなので、ツーリストオフィスに行って「Holiday on Ice」の会場の場所と、私のお目当てスケーター、カティ・ウィンクラー&レネ・ローゼが泊まる予定になっているホテル、Hiltonの場所を聞くことに。
9時過ぎ、開いたばかりのツーリストオフィス。
朝食とおぼしきプレッツェルをかじっていた受付のおねぇさん、食事を続けながらも住所と最寄り駅は調べてくれたが、詳しい場所はわからず‥‥。
まあ、住所がわかればなんとかなるだろうと、そのままホテルに戻ってしまった。(後で考えるに、これが失敗であった!!)
Mimakoちゃんはほぼ定刻通りにホテルロビーに登場。電車は遅れずにちゃんと着いたらしい。
すんなり合流できたところで、まずHiltonを探すことに。
私が今回、こうも彼らが泊まるホテルに行きたがるのには理由があるのだ。
前述したように、カティとレネは3月の世界選手権を最後にアマチュアを引退し、プロになった(アマ引退→プロへ、というのはスケート選手としてごく普通)。
ワタクシは1998年から彼らを応援し、海外観戦なんぞ行ったりしているので、彼らの写真が手元にたんまりある。
「この写真で、彼らの集大成アルバムを作ってプレゼントしよう!」
これが今回の旅のメインイベント。観光はおまけ。
正直、大変だったっす……。作ってる途中でなぜかプチ切れて(ブチギレではなく、Petitキレね)、買う予定のなかったスキャナ付プリンターまで買ってしまう始末。
試行錯誤の結果、前日にやっと完成。これをカティ用とレネ用、2冊抱えてニュルンベルグまできたのだ。 ちなみに自分用も作った。これはもちろん家に置いてきた。
なんつーかこれ……
はっきり言って重いですー!!物理的にも心理的にも!!さっさとこれを贈呈してスッキリしたい!!
なので、ワタクシはホテルでどうしても彼らに会いたかった。ショーの前にブツを渡し、身も心も軽くなってショーを楽しむためにも。
が……プレッツェル姉ちゃんが教えてくれた「最寄り駅」には到着したものの、それからどうやって行ったものか、皆目見当がつかない。
「たぶん……こっち!」
と、全く根拠のない勘を頼りに歩き始めたのだが……歩けども歩けども、それらしき建物はない。
そのうち、聞いたことのないホテルにたどり着いた。
ここでHiltonの場所を聞くのは気が引けたのだが(例えば西友みたいなスーパーで「高島屋ってどこですか?」と聞くようなもんだから……)、閑古鳥の鳴いていたホテルロビーのお兄ちゃん、とっても親切だったので、それに甘えてタクシーまで呼んでもらってしまった。だって、歩いて行ける様な距離じゃないって言うんだもん。
来てくれたタクシーは、私達が歩いてきた道を逆走して駅へと戻っていく。そして、私が「たぶんこっち」と曲がった道とは逆へ。
そうするとそこには「Hotel Hilton」の看板が!!ここで逆の道を行ってれば良かったのかぁぁぁ!!!
そんなこんなで、なんとかHiltonにたどり着く。
しかし、ホテルロビーはシーンとしていて、ビジネス客とおぼしき人が2、3人いる程度。とてもスケーターのいる雰囲気じゃない。
意を決して、というかMimakoちゃんにどん!と背中を押されてフロントのお姉さんに聞く。
「あのう、レネ・ローゼさんはもうチェックインしてますか?」
すると、調べてくれたお姉さん、
「えぇと……ファミリーネームは?ローゼさん?そういう方は宿泊リストにはありませんね」
えぇぇぇーー!!!!
なんで?なんで?だってここに泊まるって教えてくれたのはレネ自身だよ?
ガセなの?ガセだったの??
気を取り直して
「じゃあカティ・ウィンクラーさんは?」
と聞いてみると、今度は即答。
「ああ、彼女は今朝、チェックアウトしましたよ。」
おお、さすがカティは有名人、調べもせずにすぐわかるとは……じゃなくって、
えええぇぇぇぇーーーー!!!!
チェックアウト?!こんな時間にもう?!
体中の力が抜けた。
Hiltonに泊まる=ショーの後で泊まる、と信じて疑っていなかった自分。そこまで確認しなかった自分が悪いといえば悪いのだが、まさか前泊とは思うまい……。
が、チェックアウトしたと知った以上、もうここにいても仕方がない。
Mimakoちゃんに励まされ、とりあえずショーの会場に行くことに。もしかしたら会場でリハをしているかもしれない、と一縷の望みを抱いて。
が、会場もシーン‥‥。どう見てもスケーターがいそうにはない。
「今回はもう会えないのかも……アルバム、持って帰るしかないのかも……」
どんよりしてきたワタクシを、ここでもMimakoちゃんが励ましてくれた。
「できるだけのこと、やってみようよ!係員に頼んで呼び出してもらうとかメッセージ渡してもらうとか、控え室に入れてもらうとか!小さいショーだからそんなガード固くないし、やってみようよ!」
有難いね……。今回、彼女の励ましがなかったらワタクシ、ここでへこたれてしまったかもしれない。
とりあえず、ショーまではまだ時間があるので、「いろんな意味で重いアルバム」は一旦ホテルへ置きに帰り、気を取り直して観光に出かけることに。
ニュルンベルグといえば、クリスマスマーケットで有名な街。12月ともなれば観光客で街は埋め尽くされる、らしい。
が、私達が行ったのは11月中旬。やっとマーケットの準備に入ったくらいで人影もまばら。まあ、それを目当てに来たわけじゃないんだけれども……。
「スケート観戦のための旅行」ばっかりやってると、こんな感じで旬の観光時期を外すことが多いんだよね。そろそろマトモな旅行がしたいなぁ(と、毎年言ってる気がするが……)。
この時期のヨーロッパはもう充分「冬」。寒いし、雨もポツポツ降っててちょっとヤな感じなのだが、幸いまだ旅は始まったばかりで体力はある!とりあえず神頼み、神頼み!と、ニュルンベルクで一番有名な教会へ。
ここで心静かに祈る。
カティとレネに無事に会えますようにアーメン。
ここまで来ておいて、それくらいしか祈ることないのか自分よ。
ないです!!
教会で心の平安を得たあとは胃袋の平安を!!ということで、散々歩いてお腹も空いた私達は、名物ニュルンベルガーブルスト(ニュルンベルクソーセージ)を食べに行くことに。
前にMimakoちゃんがドイツに来たとき、Pinkyさん(今回の旅の友その2)と一緒に行って美味しかったというお勧めのレストランへと向かった。
可愛い店構え。
店に入った私達、2人連れだというのに奥まった半個室に通される。
あのぅ……6人くらい入れそうなスペースですが……。
ま、いっか。ここなら写真撮っても他のお客さんのメーワクにならないし!!
「今度、ここでオフミしよう!!」
とはしゃいでみたら、ミマコちゃんに嫌な顔されてしまった‥ちょっと言ってみただけだってば。
私はブルスト&ポテトとグリューワイン、Mimakoちゃんはブルスト&ザワークラウトにスープをオーダー。
グリューワインとは、ホットワインにフルーツと砂糖を加えたもの。クリスマス時期になると必ず出回る。ドイツの名物、といっていいのかな?
冷えた身体に熱いワインが嬉しい。これで充分あったまる。
そして、一緒に出されたプレッツェルとパン、サービスなのかと思ってガツガツ食ったら、しっかりお金取られましたわ。まあ安かった(80円~90円くらい)から、いいけど。
この後ホテルに戻り、ちょっと休憩した後でいよいよスケートショー「Stars on Ice」の会場へと向かう。もちろんプレゼントのアルバム2冊を携えて。
これを持っている限り、やり残した宿題を抱えているようでどうも落ち着かない。なんとかショーの前にカティとレネに会ってこれを渡すぞ!!!
今イチ自信はなかったのだが、とにかくやれるだけやってみようと早めに会場に向かった。
頑張れ自分!!そして今のところ根気よく付き合ってくれてるMimakoちゃん、見捨てないで!
さて。
カティレネに会える「かもしれない」という淡い期待を抱いて、早めに会場に到着。
「かもしれない」じゃ困るんだよ!この思いとこの重いアルバム、ここで軽くしたいんだよ!!!
ショーの行われる会場に入るも、やはり控え室に通じる入り口は係員のおじさんがガッチリガード。ドイツ人だから(?)むやみにタテヨコでかい。
そりゃそーだよねーそーだよねーやっぱり今回はムリだよねーねーねー
早くも尻込みしているワタクシを横目に、Mimakoちゃんが、(彼女にしては)予想もしない行動に出た。
係員のおっちゃんに
「彼女はカティレネの友達で日本から来たの。
約束があるから会いたいんだけど!」
と言い放ったのだ!
ひえー、私のスケート友達の中でも群を抜く「石橋叩いて渡リスト」Mimakoちゃんが、そんなこと言うとは思わなかったのでびっくり。
そしてびっくりしている私を尻目に、係員のおっちゃんは答えた。
「おお、そうなのか。じゃあどうぞ!」
ハイレチャッタ!!
そして正々堂々と?選手控え室の入り口までたどり着いた私たち。
お懐かしやフランスのアクセル・メデリックが前を通り過ぎ、何故かニッコリ微笑まれた。
メデリック、こんなところでジミに活動していたのねぇ。1992年世界選手権でしか生で見たことないけど、確かNHK杯にも来たことあったよね。
控え室の中ではミーティングが行われているらしく、私たちはおとなしく外で待つ。いやおとなしくはなかったな。入り口でソワソワウロウロしてたら、中に居たカティと目が合った(入り口ドアが開いていたので)。
そしてミーティングが終わり、選手達がわらわら出てくる。カティレネも出てきて、やっとご対面!
Mimakoちゃんありがとう!本当にありがとう!!
今までカティレネの出る試合は、自分の時間とお金が許す限り現地まで出かけて見てきた。
だから彼らももう、私がどんな場所に現れても驚かなくなってきた。
でもさすがに今回、カティは言った。
「なんでここにいるの~?!」
勝った!(←何が?)
そしておもむろに
「あのね…プレゼントがあるんだけど、でもこれちょっと重いかも(いろんな意味で)……」
ホントごめんね。写真なんていっぱい持ってるだろうし、これを作ってプレゼントするということ自体、私の自己満足みたいはものだから。
でも多分、喜んでもらえた、と思う、うん。全ページ真剣に見てたし、
「これ、私たちの歴史そのものね!」
と、カティははしゃいでくれた。
のみならず。
このアルバム、実は自分用にも作ったのでそこに貼るメッセージを書いて!とお願いしたら…
「今までのサポート本当にありがとう。あなたはGreatest Fanよ!」
と、勿体無い言葉を…。
Greatestですよ!最上級っすよ!
なんつぅか本当にもう、頑張って作ってよかった。
あとは、ここは写真一発乗っけてさっくり終わり。
ごたいめーん!の3ショット。
この人たちと一緒だと自分のデカイ顔が強調されて嫌だ……。
ショーも、正直あまり期待していなかったのだけれど、日本のスケートショーよりは数倍お金がかかっていて演出も凝ってて、面白かった。
これだけじゃナンなので。
街を歩いていて見かけた、ややクリスマス仕様になっている?お店。
魔女とか鳥とか‥妙にリアルで怖い。見ようによってはステキ、なのかもしれない。
ちなみにこの日の夕飯は機内食の残りのパンと、カップうどん!なんつーわびしい‥‥。
スケート最優先旅行なので、こんなこともままあるのだね。
もっとこう、なんつーか「世界遺産めぐり」みたいな旅行もしたいね、そろそろ。
これも毎回同じこと言ってますけどね!
こんな感じで書いてみることにした。
自分の記録として書きとどめておくことが主目的なので、ムダに長い。そして、スケートに興味のない方にはワケわからん箇所が多いと思う。
テキトに読み飛ばしてください。そのうちにhtml化したいなぁ。
はじまりはじまり。
ここ数年、年に2回はスケートを見に海外へ行く生活が続いていた。
しかし、近年いちばん熱を入れて応援していた選手が、先シーズンの世界選手権で涙の銅メダルを獲得し、引退→プロ転向。
他に海外まで応援しに行きたくなるような選手も見当たらず、今年の冬は久しぶりに日本でのんびり過ごそう‥‥と、そう思っていた。
が。
何故か急にまたヨーロッパに行くことに。
しかも今回は
1.ドイツ・ニュルンベルグでスケートショー「Holiday on Ice」を見る。(お目当てはカティ・ウィンクラー&レネ・ローゼ)
2.フランス・パリで試合「旧ラリックトロフィー」を見る。(お目当て、特になし‥‥。強いて言えばジョニー・ウィアーとエマニュエル・サンデュ)
3.ベルギー・アントワープでスケートショー「Stars on Ice」を見る。(お目当てはカタリーナ・ヴィット)
と、なぜかいつもよりハードに3連戦!!
もともと2に行く予定だった友人が、私が行くなら1も3も付き合ってくれるというし、これはこれで面白いかも‥‥と、慌ててエアチケを探し始めた。これが2ヶ月ほど前。
航空会社未定の激安チケを手に入れ、ホテルも試合チケットも手に入り、今年も忙しい秋になってしまった‥‥。まあ、こうでなきゃ私じゃないのかもしれぬ。
ニュルンベルグまでは一人旅、次の日に友人Mimakoちゃんと待ち合わせし、一緒にスケートショーを見てパリへ。途中から別の友人Pinkyさんも合流し、アントワープへ。帰りは自分の都合で好き勝手に帰る。と、おおまかなスケジュールは決定。
ややおおまかすぎる気もするが…達の旅っていつもそんな感じなんだよな。会社の休みとかそれぞれバラバラだし。
激安チケットゆえ、直前まで決まらなかった航空会社。連絡が来たのは出発10日前くらいだった。
旅行代理店からの案内には黒々とした文字でこう書かれていた。
コリアンエアー
ヨーロッパ行くのにソウル経由?!と、正直思わんでもなかったが‥‥。まあ大韓航空安いもんね。
それにしてもこの飛行機、出発が早い。朝の9時20分成田発。なので、5時半頃に家を出たのだが‥‥。
案の定?早速やらかしたワタクシ。現地でのホテルクーポン、タリス(ヨーロッパの高速鉄道)チケット、現地で見るスケートの大会のチケットetc‥‥
全てを入れた封筒を家に忘れてきた!
が、普段バッグの中身チェックなんてやらないワタクシが、どうした虫の知らせかこの時だけは家を出てすぐに嫌な予感がしてバッグの中を見てみたのだ。これが幸いした。
「チケット封筒置いてきちゃったあぁぁーー持ってきてえぇぇぇーー!!!」
ワタクシからの泣きの電話を受け、相棒ちろはまだ暗い早朝、封筒を持って途中まで届けに来てくれた。ほんっと、ありがとう。
さて。
行き当たりばったり派のワタクシだが、用意周到派のちろと一緒にいるようになってから、以前よりは旅行準備をするようになった。
今回、前日のうちにスカイライナーの時間を調べ、のみならず前もって乗車券を買っておいたのもそれ。こんなことしたの初めてだ!ちろが買っとけ買っとけってウルサイんだもん。
でもまぁ、お陰でギリギリに着いたわりにはあわてることなく日暮里駅へ。
そしてホームでスカイライナーを待っていたら、アナウンスが。
「6時30分発のスカイライナー1号はただ今満席となりました。」
どっひゃー!事前にチケ買っておいてよかった!ほんっとうにちろ、ありがとう!今回はもう、感謝しまくり。
行きの成田→ソウル便はほぼ満席。
ヨン様Tシャツとか来たおばさま団体に会ったりしないかなーと楽しみに?していたのだが、残念ながらそれらしき方々はいらっしゃらず。残念。
しかし、思わぬところでヨン様に遭遇。
あんにょんはせよ~
わかりづらいな‥仁川空港のロッテ免税店に、ヨン様等身大(多分)パネルが!!
そか、ヨン様がCMで「ロッテで会いましょう」と言ってたのはコレだったのか。(いや違うから。)
トランジットの間、ヒマなのでこのへんの写真を撮ったりして時間を潰す。
ネタとして2ショとか撮っときたかったんだが‥‥見ず知らずの他人に
「ヨン様パネルと2ショしたいので、シャッター押してください!」
と頼む勇気がどうしても出なかった。だって普通に恥ずかしいもん。
このチキン猫!( ^ x ^;)
幸か不幸かワタクシにはヨン様の素晴らしさはよくわからないし、それどころか韓国四天王の名前さえ全く言えない門外漢。
ファンでもないワタクシが「ヨン様」などと愛称で呼ぶのは失礼にあたるの?ここは他人行儀に「ぺさん」と呼ぶべきなの?それもどうだか。
と、ペさんパネルと戯れているあいだに搭乗時間に。
成田→ソウル便と違い、ソウル→フランクフルト便はガラガラであった。2人席を1人で使う。
この便のフライトアテンダントが日本語を話すのには感動した。どこ経由の便であろうと、大韓航空のスッチーが日本語を話すのはデフォなんだろうか?
さて、大韓航空の機内はキムチの匂いがする、というのはよく聞く話だし、実際、前に自分が乗ったときもそうだった気がするのだが、今回は全くその匂いがしなかった。
ま、ワタクシ、キムチ好きなので匂いがしてても問題ないんですけどね。
そして大韓航空の機内食といえば…写真中央、待ちかねたぞ!のビビンパなり(写真左)。
ここんちのビビンパおいしいから好きさ!ちゃんとそれ用の大きいスプーン付。わかめスープも韓国スイーツも付いていて満足なり。
ヨーロッパのガイドブックを見ながら食べる韓国メシもオツなもの。思わぬところで韓国気分が味わえて、トクした気分になった。
しかし、ビーフかビビンパか選べるのだが、韓国人の方々も皆ビビンパを選んでいたのには笑った。皆さん普段もっともっとおいしいビビンパを食べているんだろうに‥‥。
この時のワインはミニボトルではなくグラスサービスだったのだが、味はおいしかった。もっとくれー!!と心で叫んでいたらお代わりを注ぎにきてくれたので、在り難くいただく。
機内で読んだ「地球の歩き方、パリ&近郊の町」がすごく読み応えあって面白かった。
普段ワタクシ、ガイドブックは買う派なのだが(帰ってきてからもしつこく何度でも読むのでね)、今回はビンボーに耐えかねてパリ、ドイツ、ベルギーと全て図書館で借りた。でも、面白いガイドブックはやっぱり手元において何度でも読みたい。
読むたびに思い出と旅心を誘われる良いガイドブックにお金を払うのは、決してムダではない。
お酒が入っているせいもあり、読んでいるうちに眠くなったワタクシ。いつものように眠っているうちに飛行機は一路、フランクフルトへ。
写真は機内食の夕食。
飛行機がフランクフルトに着いたのは夜の5時半。外はもう真っ暗。
空港から長距離鉄道駅に行く道のりが分かりづらくてマイッタ。遠い上に案内がほとんどないんだもの。
そして、駅(らしき所)に着いたら着いたで、切符売り場が見当たらない。
インフォメーションで聞こうとすると、窓口に
「切符売り場は、このインフォメーションのすぐ後ろにあります!」
の張り紙が。
わっかりづらいんだよー!!ってか、インフォメーションが邪魔して切符売り場が見えないなんて、本末転倒もいいところじゃっ!!
おそらく一日に何度も聞かれるので、こんな張り紙を張ることになったんだろうけど‥‥聞かれるの、ムリないと思うよ。(笑)
そしてやっと切符を買い、ちょうど来ていたニュルンベルグ行きICに乗り込む。けっこう混んでたなぁ。
着いたのはもう10時近かった。駅近くのホテルを取っていたので、すぐにチェックイン。今日はなにもしないでオヤスミナサイ‥‥
(こんだけ書いて、まだ目的地に着いただけ?先が思いやられる‥‥)